相続手続きガイド
戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍の違いとは?相続に必要な3つの戸籍の取得方法を徹底解説
二度足にならないための持ち物・手順・広域交付のポイントを網羅解説
相続手続きに必要な出生から死亡までの戸籍類は、2024年開始の広域交付制度により最寄りの役所窓口でまとめて取得可能です。ただし申請にはマイナンバーカード等の顔写真付き本人確認書類と現金(約3,000〜5,000円)が必須となります。本記事では必要書類や失敗しない取得手順、相模原市の窓口一覧まで詳しく解説します。
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はうちゃん!銀行から「亡くなった父の出生から死亡までの戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍を集めてください」って言われたんだけど、種類が多くて混乱しそう…何を準備して役所に行けばいいのか教えて!

任せてワン!名前は違っても全部「戸籍証明書」の仲間なんだ。必要な持ち物さえ押さえておけば、一回の窓口訪問でまとめて揃えられるよ。ポイントを順番に解説するね!
■ 1.そもそも「3つの戸籍」の違いとは?
【結論】戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍の違いは「現在の状態と発行時期」です。出生から死亡までを証明するため、すべてを遡って集める必要があります。
亡くなった方の一生を遡る過程で登場する3種類の戸籍について、特徴と1通あたりの発行手数料を整理しました。
| 戸籍の種類 | 手数料 | 概要・状態 |
|---|---|---|
| 戸籍謄本(こせきとうほん) | 1通 450円 | 現在も誰かが所属している「有効な最新の戸籍」 |
| 除籍謄本(じょせきとうほん) | 1通 750円 | 結婚や死亡などにより所属する人が誰もいなくなった「閉鎖された戸籍」 |
| 改製原戸籍(かいせいげんこせき) | 1通 750円 | 法律の改正(紙からコンピュータ化など)によって「使われなくなった古い様式の戸籍」 |
■ 2.取得に必要な書類・持ち物チェックリスト
【結論】便利な「戸籍の広域交付制度」を利用する場合、顔写真付き本人確認書類と多めの現金(3,000〜5,000円)の持参が必須条件となります。
2024年(令和6年)3月1日開始の「戸籍の広域交付制度」により、本籍地が遠方でもお近くの市区町村役場でまとめて請求可能になりました。窓口へ向かう前のチェックリストとしてご活用ください。
- 【必須】1. 顔写真付きの本人確認書類(いずれか1点)
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 運転免許証
- パスポート
- 在留カード、特別永住者証明書 など
- 【必須】2. 手数料(現金)
- 戸籍謄本:1通 450円 / 除籍謄本・改製原戸籍:1通 750円
- 通常4〜6通程度(合計3,000円〜5,000円程度)になるため、多めに現金をご用意ください。
- 【必須】3. 亡くなった方の基本情報メモ
- 氏名、生年月日、最後の本籍地、筆頭者名
- 【場合により必要】4. 親子関係等が確認できる戸籍謄本
- 自治体データ上で申請者と被相続人の血縁関係が即座に確認できない場合のみ必要です。
- 【代理人の場合】5. 委任状+代理人の本人確認書類
- 弁護士・司法書士や友人に依頼する場合に必要です。※代理人請求では広域交付制度は利用できません。
健康保険証、年金手帳、介護保険証などの「顔写真がない書類」では広域交付制度を利用できません。顔写真付き証明書をお持ちでない場合は、本籍地の役所へ直接出向くか郵送請求を行う必要があります。

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■ 3.窓口での具体的な取得手順(4ステップ)
【結論】役所へ到着したら申請書を記入し、窓口で「相続手続き用に出生から死亡まで繋がる戸籍を1セットほしい」と伝えるだけでOKです。
- 最寄りの市区町村役場へ行く(平日午前中を推奨)
全国のデータベースを遡る検索作業には1〜2時間程度かかります。時間に余裕を持って向かいましょう。 - 申請書に記入する
窓口の「戸籍証明書等の請求書」に自分と亡くなった方の情報を記入し、「戸籍謄本」「除籍謄本」「改製原戸籍」のすべてにチェックを入れます。 - 窓口で伝達する
担当者に「相続手続きで使うため、亡くなった方の出生から死亡まで繋がるすべての戸籍を1セットください」と明確に伝えます。 - 待機・交付・支払い
職員が過去の履歴を遡って発行します。呼び出し後に内容を確認し、手数料を現金で支払います。
■ 4.知っておくべき留意事項
【結論】広域交付が使える請求者の範囲は「直系尊属・卑属・配偶者」に限られます。また受付時間帯にも注意が必要です。
- 広域交付が使える人の範囲
取得できるのは「本人・配偶者・直系尊属(親や祖父母)・直系卑属(子や孫)」のみです。兄弟姉妹や甥・姪は対象外のため、本籍地役所への直接請求・郵送請求が必要です。 - 夕方に行くと当日受け取れない場合がある
他自治体への電話照会が必要なケースがあり、相手方の窓口閉庁時間が近い夕方以降だと交付が翌日以降になることがあります。
■ 5.相模原市での申請窓口・連絡先一覧
【結論】相模原市で広域交付を行う場合は、専門部署がある各区役所の「区民課(戸籍班)」の平日窓口が確実です。
【受付時間】
平日(月〜金) 午前8時30分 〜 午後5時00分
※第2・第4土曜日の開庁日は他自治体との照会ができないため、広域交付は原則平日のみとなります。
【各区役所の窓口一覧】
- 中央区役所 区民課(戸籍班)
住所:相模原市中央区中央2-11-15(市役所本館1階)/ TEL:042-769-8337 - 南区役所 区民課(戸籍班)
住所:相模原市南区相模大野5-31-1(南区合同庁舎1階)/ TEL:042-749-2132 - 緑区役所 区民課(戸籍班)
住所:相模原市緑区西橋本5-3-21(緑区合同庁舎2階)/ TEL:042-775-8804
■ まとめ
戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍を取得する際に最も重要なのは、「顔写真付きの本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証)」と「多めの現金(5,000円程度)」を忘れずに持参することです。持ち物さえ揃っていれば、役所窓口で「相続用に出生から死亡まで」と伝えるだけでスムーズに手続きが完了します。事前準備をしっかり整えて出発しましょう。

ありがとう、はうちゃん!これで安心して役所に行ってこられるわ!

どういたしましてだワン!もし戸籍を集める中で解読が難しかったり、その後の預貯金口座の凍結解除や不動産の登記変更で不安なことが出てきたら、いつでも当事務所に相談してね!