No.1-6 株式・投資信託等証明書(残高証明書・顧客勘定口座照会書)取得ガイド

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株式・投資信託等証明書(残高証明書・顧客勘定口座照会書)取得ガイド

証券会社や銀行での残高証明書・口座照会書の取得手順と必要書類をわかりやすく解説

被相続人が株式や投資信託を保有していた場合、相続税申告や遺産分割のために「相続開始日(死亡日)時点」の残高証明書および顧客勘定口座照会書の取得が必須です。本記事では、手続きに必要な書類一覧、全体フロー、および戸籍収集時の注意点を分かりやすく解説します。

この記事に登場するメンバー

はうちゃん

はうちゃん
相続の頼れる専門家(柴犬)

次郎さん

次郎さん
次男・遠方在住のマイペース

次郎さん

次郎さん

父が株や投資信託をやっていたみたいなんですが、離れて住んでいる僕が手続きする場合、どんな書類を集めればいいのでしょうか?

はうちゃん

はうちゃん

まずは金融機関に「残高証明書」と「顧客勘定口座照会書」の請求が必要だワン!遠方からでも郵送等で「亡くなった日時点」のデータをしっかり揃えることができるワン。

■ 1.取得する書類の役割と確認事項

【結論】残高証明書で財産額を確定し、顧客勘定口座照会書で口座の種類や過去の取引履歴・取得価額を確認します。

被相続人(亡くなられた方)が株式や投資信託、債券などを保有していた場合、相続税の申告や遺産分割協議を行うために、「相続開始日(死亡日)時点の残高」を正確に証明する書類が必要となります。金融機関に請求する主な書類は以下の2種類です。

  • 残高証明書: 相続開始日(死亡日)時点で、被相続人がどの銘柄を何株(何口)保有していたかを証明する書類です。相続財産の範囲を確定させ、相続税評価額を計算するための基礎資料となります。
  • 顧客勘定口座照会書(口座情報・取引明細): 口座の種類(特定口座・一般口座・NISA口座等)や過去の取引履歴、取得価額などを確認するための書類です。相続人が株式等を引き継いで売却する際の税務処理(譲渡所得税の計算)に必要な情報を把握できます。

■ 2.お手続きの全体フロー

【結論】手続きは「口座の特定」「連絡・請求書取り寄せ」「書類提出」「証明書受取」の4ステップで進みます。

  1. 取引金融機関の特定:
    被相続人の自宅にある「取引報告書」「年間取引報告書」「配当金計算書」「ノベルティグッズ」「届いた郵便物」などを手がかりに、口座が開設されている証券会社や銀行を特定します。
  2. 金融機関への連絡・書類の取り寄せ:
    該当する金融機関の相続専用窓口または店舗へ連絡し、名義人が亡くなった旨を伝えて残高証明書請求の専用用紙を取り寄せます(※連絡を入れた時点で被相続人の口座は原則凍結されます)。
  3. 必要書類の作成と提出:
    「残高証明書発行請求書」に必要事項を記入・押印し、戸籍謄本や印鑑証明書などの添付書類を揃えて郵送または窓口へ提出します。
  4. 証明書の受け取り:
    書類の確認完了後、通常1週間〜2週間程度で請求した相続人の自宅宛てに書類が郵送されます。

次郎さん

次郎さん

連絡を入れると口座が凍結されるんですね。郵送で手続きを進める場合の添付書類にはどんなものが必要になるんですか?

はうちゃん

はうちゃん

請求書と一緒に、戸籍謄本一式や印鑑証明書が必要だワン!金融機関によって有効期限のルールが違うこともあるから事前に要確認だワン。

■ 3.手続きに必要な書類一覧

【結論】戸籍一式・印鑑証明書・本人確認書類などを揃えて提出します(金融機関ごとに事前確認を推奨)。

一般的に提出を求められる書類の概要と実務上の注意点は以下の通りです。※金融機関により必要書類が異なる場合があるためご留意ください。

必要書類 概要および実務上の注意点
残高証明書発行請求書 金融機関指定の様式。取り寄せた書類に必要事項を記入します。
被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本一式
(または法定相続情報一覧図の写し)
亡くなった事実と、相続関係の全体像を証明する基本書類です(除籍謄本・改製原戸籍を含む複数枚のセット)。
相続人の戸籍謄本 請求手続きを行う相続人が正当な権利者であることを証明するために添付します。
請求を行う相続人の印鑑証明書 一般的には発行から3か月〜6か月以内の原本を提出します。
請求を行う相続人の本人確認書類 運転免許証、マイナンバーカード、パスポート等のコピーです。
請求を行う相続人の実印 請求書へ捺印する印鑑です。提出する印鑑証明書と同一の印影である必要があります。

■ 4.まとめ

株式や投資信託の相続手続きでは、死亡日時点の残高証明書と顧客勘定口座照会書を漏れなく取得することが、正確な相続税申告とトラブルのない遺産分割への第一歩です。遠方からの郵送請求や戸籍謄本の収集、金融機関ごとの個別対応に不安がある場合は、専門家へ相談することをおすすめします。

次郎さん

次郎さん

郵送やりとりを中心とした流れや必要な書類がよく分かりました!遠方からでもスムーズに進められそうです。

はうちゃん

はうちゃん

書類の郵送請求や申告手続きで迷ったときは、いつでも当事務所までお気軽にご相談くださいだワン!

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